海外メーカーの自転車に気軽に乗れる日本

日本は自転車の普及率が高く、ロードサイクルなど趣味性の高い自転車も多く町中を走っています。そのため海外メーカーも多く日本市場に参入してきており、台湾のGIANT(ジャイアント)、イタリアのBianchi(ビアンキ)、アメリカのTREK(トレック)などが有名所です。代理店が国内でのアフターケアを担っているので、海外メーカー製の自転車でも安心して買うことができます。

代理店の役割

海外メーカの代理店、自転車に限らず輸入品には代理店はつきものですが、自転車の場合はどのような役割を果たしているのでしょうか。多岐にわたりますが大きく3つが挙げられます。

  • 自転車販売店への営業活動の代行‥販売店の開拓は国内メーカーでも大変ですから、海外メーカからすればなおさらです、現地企業に売り込みを任せることで製品づくりに集中できます。
  • 顧客の要望や、規制対応の必要性などをメーカーに伝える‥製品の売れ行きは営業力と共に商品が魅力的かが重要です。代理店はメーカーに対して改善を要求し、改善されることで販売の拡大を実現します。
  • 保守方法の周知や補修部品の調達購入後のサポート‥自転車の基本的な保守は販売店で対応できますが、製品固有の修理方法や補修部品の購入にはメーカーの対応が必要となります。しかし、海外メーカーは物理的にも言語的にも遠い場合があるので、メーカーに代わって代理店が対応することが多いです。

国際化の進展で代理店は国内価格アップの元凶とされることも多いですが、代理店のおかげで良い製品が買える点については敬意を払いましょう。