Kyoto keibajyo

京都競馬場の歴史

Kyoto keibajyo

1925年京都市伏見区淀に京都競馬場を移転

1936年鉄筋コンクリート製の収容人数25000名を誇る大スタンドが竣工。芝外回りコース新設。

1943年金属回収令により、大スタンドの屋根を撤去。

1959年大スタンドの屋根を復旧。

1970年栗東トレーニングセンター開設に伴い厩舎が競馬場から移転。

1971年ダートコース新設。

1979年~1980年スタンド改築工事のためレースは他の競馬場へ振替。

1990年第2コーナーのポケットを約200m延伸

1999年新スタンドビッグスワンが完成

2009年NO.2ゲートの工事完了し、名称をステーションゲートととし、NO.1ゲートをシンザンゲートとする。

2019年京都競馬場は2025年に開設100周年を迎える、その記念事業の一環でスタンド等の改修で2020年11月から2023年3月まで京都競馬場の開催が休止。

*シンザンゲ-トには、日本競馬史上2頭目の三冠馬シンザンの銅像が蹄鉄とともに飾られている。シンザンは京都競馬場の武田厩舎所属であった。

*1995年京都競馬場で代替開催された宝塚記念で大怪我をしその後、馬場で命を落としたライスシャワーの碑が馬頭観音の隣にある。

京都競馬場のコース

Kyoto keibajyo

芝コース

芝コースは第3コーナーで内回りと外回りに分岐し。第4コーナーで合流する。第2コーナーの奥にはバックストレッチに連なる長い引き込み線があり、1600m(内回り)や1800mでは奥深い地点からスタートする。

最大の特徴は第3コーナー付近にある坂、高低差4.3m(内回りコースは3.1m)ある。

起伏があるのはこの部分だけで、他は直線も含めば平坦です。要は(第3コーナーに小高い丘が設けられている競馬場)とイメージすれば分かりやすい。

かつては「ゆっくり上り、ゆっくり下るのが鉄則」とされてこの坂ですが、近年は坂の下りで惰性をつけて平坦な直線に向かう戦法がすっかり浸透し、坂の頂上付近にあたる残り800m地点からペースが上がるレースが多い。

しかし3000m級の長距離戦では、自然に勢いがついてしまう1周目の坂の下り~スタンドの大歓声を浴びるホームストレッチと続く場面で、折り合いを乱さずスタミナを温存できるかがポイントとなります。

距離設定

・内回りのみ 1100m、1200m

・外回りのみ 1800m、2200m、2400m、3000m、3200m、

・内回り・外回りともに 1400m、1600m、2000m

ダートコース

ダートコースの1周距離は東京競馬場に次いで大きいが、直線は阪神競馬場や新潟競馬場より短い。やはり芝コース同様に、ダートコースも第3コーナー付近に坂があり、これ以外は平坦です。

・距離設定 1000m。1100m、1200m、1400m、1800m、1900m、2600m

障害コース

障害コースは平地と同様の順回りのみで、第3コーナー手前から2つのコースに分岐する。

内側を通るハイジャンプコースは京都ハイジャンプと京都ジャンプステークスのみで使用され、高低差0.8m・長さ15.9mの台を上り下りするバンケット障害が馬たちを待ち受ける。

・距離設定 

芝:3170m、3180m、3190m、3200m、3930m、3950m

ダート:2910m、2930m、3170m、3190m、3760m、3790m

2025年に開設100周年を迎える京都競馬場では、その記念事業の一環としてしばらく休止し、大規模な改修工事が実施される事が決まった。

ただしコースの線形に変更はなく、名物の坂(淀の坂)も残される予定です。

京都競馬場の重賞レース

GⅠレース  天皇賞(春)・エリザベス女王杯・秋華賞・マイルチャンピオンシップ

菊花賞

GⅡレース  日経新春杯・京都大賞典・京都記念・スワンステークス・マイラーズカップ

デイリー杯2歳ステークス・京都新聞杯

GⅢレース  京都金杯・平安ステークス・シンザン記念・ファンタジーステークス・シルクロードステークス・みやこステークス・きさらぎ賞・ラジオNIKKEI京都2歳ステークス・京都牝馬ステークス・京阪杯

JーGⅡ  京都ハイジャンプ

J-GⅢ  京都ジャンプステークス

以上のレースが京都競馬場で開催される重賞レースです。

京都競馬場では数多くの名馬が、競走馬として最後を迎えた引退式が下記のとおりおこなはれています。

1989年1月15日  タマモクロス

1991年1月5日  スーパークリーク

1991年1月13日  オグリキャップ

1995年1月16日  ビワハヤヒデ

1996年11月9日  ナリタブライアン

1999年1月10日  エアグルーヴ

2002年1月13日  テイエムオペラオー・メイショウドトウ(2頭そろって引退)

2006年1月7日  スティルインラブ

2012年1月15日  ヴィクトワールピサ

2013年1月19日  オウケンブルースリ

2013年1月20日  カレンチャン

2014年1月13日  ロードカロアナ

2018年1月6日  コパノリッキー

2018年1月7日  キタサンブラック

2020年1月19日  リスグラシュー

京都競馬場は、2025年には100周年を迎える歴史のある競馬場です。

近隣には豊臣秀吉の愛妾淀の方が暮らした淀城跡があります。

京阪電車淀駅から連絡歩道橋もできております、一度出かけられてはいかがでしょうか。

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